鹿の國

お客様から教えてもらった映画『鹿の國』というドキュメンタリー映画を観に行ってきました。

諏訪大社で行われる年間200回を超える祭礼の中でも、特に謎に包まれた中世の神事「御室神事(みむろしんじ)」の再現に挑戦しています。この神事では、冬の間、神域の穴倉に籠もった少年の生き神「大祝(おおほうり)」の前で芸能が奉納され、春には75頭の鹿の首が捧げられるという、死と再生、命の循環を象徴する儀式が行われていました。

監督の弘理子さんは、ネパールやチベットで生と死の文化を追ってきた経験を活かし、諏訪の四季を3年にわたって撮影。映像を通じて、自然と共に生きる人々の祈りや、鹿が神の使いとして、また贄として扱われる独特の信仰を描き出しています。

『鹿の國』は、現代社会で忘れられつつある自然との共生や祈りの姿を、映像を通じて再認識させてくれる作品でした。

諏訪大社の神秘的な祭礼や、鹿を巡る独特の信仰に興味が沸きました。

ちょうどここ最近、自然との調和に関して凄く思うところがたくさんあったのでタイミングも良かったのかも…

 

 

シラカワ