米拵え

先日、実家に帰ったらちょうど稲刈り後の作業をやっていて、私もちょっとお手伝いしてきました。

「米拵え」って言葉、普段はあまり聞かないですが、収穫したお米を食べられる玄米にして袋詰めする一連の作業のことです。

普段何気なく食べているお米が、どれだけ手間をかけて作られているか、体感してきました。

まずは、乾燥機から出したばかりの籾をチェック。

乾燥機は1日中かけます。

水分がちゃんと乾いていたら、機械に流し入れて玄米にします。

籾殻がバラバラっと取れて、踊るように出てくる玄米の様子は、見ていてなんだかワクワクしました!

🌾踊るお米の動画🌾※音注意

その玄米を選別し、30kgの袋に詰めていきます。

割れたお米はお煎餅などの材料になるそうです。

30kgの袋は思ったより重くて、腰や手にずっしり来ますが、それをヒョイっと持ち上げる父を見て関心。

それを何百袋も…

小さい頃は何も考えずに見ていた作業ですが、大人になってやってみると、その大変さがよくわかります。

機械音で騒がしい中、黙々と農作業をしてびっしょり汗をかきました。

こうして手をかけたお米を袋に詰めると、やっぱりただのお米じゃなくて愛着が湧いてきます。

そして、こうして作る過程を知ると、食べるときに自然と感謝の気持ちが湧いて、1粒も残さず食べようと思えます。

農作業は本当に本当に大変ですが、ちょっと体験するだけでも印象がまったく違います。

もし実家や農家さんのところで体験できる機会があったら、ぜひやってみてほしいです。

 

ムラヤマ